「私の留学体験」コーナー

留学の先輩達の生の声を集めています。参考にして君の留学を成功させてね!



No. 1 留学のメリットデメリット・(逆)カルチャーショック体験 (第9号'99年4月・5月)

No. 2 小川 知佳 さん (第14号'00年2月・3月)

No. 3 栗林 美早 さん (高校交換留学) (第15号'00年4月・5月)

No. 4 山崎 雅代 さん (社会人短期語学留学) (第16号'00年6月・7月)

No. 5 「困った」日本人留学生 (第18号'00年11月・12月)

No. 6 Nakajima Erina 中島 えり菜 さん (ビジネス専門学校留学) (Dec., 2000)





No. 1 留学のメリットデメリット・(逆)カルチャーショック体験 (第9号'99年4月・5月)

浅井 幸恵さん
日本の大学に在学中に留学
Portland State University (1年半)
放送局勤務

 カルチャーショックは留学して4ヶ月目位にやってきました。アメリカ人は全員見せ掛けだけで実は冷たく、結局のところ外国人は寄せつけない、自分はバカにされていると感じてましたね。実際の生活にも影響が出てきて、買い物ができなくなりました。部屋でモノを投げたりして、毎日、悲嘆に暮れてましたよ。カルチャーショックから抜け出し始めたのは、クラスのハードルを下げて興味を持ったクラスとるようにしてから。無理しないでやればいいやと思えるようになったのは、結局2ケ月程悩み抜いた後でした。目標があるとカルチャーショックが少ないと言われるけど、違うと思うな。私は文化の差が大きすぎて目標を忘れましたから(笑)。ひどくならないためにも、カルチャーショックの具体的な症状や対処法を知っていることが大事ですね。
 帰国した頃は日本の社会を全てネガティブに評価していました。どうして日本人ってこーなの?と、いつも怒ってましたよ。自然に馴染みましたけどね。今は2つの文化によって自分自身があるように思います。
 留学したことでいろいろな社会や価値観があることを学び、日本のやり方に矛盾を感じた時でも他の考え方があると思えるようになった。自分を多様化できたことで、違う生き方を許容できるようになったんでしょうね。


井上 知之さん
大学を卒業後留学
University of Miami(文化人類学)

 北米の大学では、自分が学びたい学問を簡単に探せるのが魅力です。日本の大学は学部数が少ないですからね。向こうの大学は図書館、データベースなども充実しているし、とにかく勉強する環境が整っている。実践的な授業内容も魅力で、日本の大学にいた時より勉強しました。
 最終的に学費が払えなくて帰ってきたけど、大学、大学院も成績が良ければ奨学金をもらえる可能性がある。一生懸命バイトで金を貯めるよりは勉強したり研究成果がお金につながる方策を考えるといいでしょうね。
 留学中辛かったのは、十分理解してもらえる文章が書けなかったことです。日本語のコミュニケーションレベルと同じにしようとしたのが原因。ハードルを高く設定しすぎたんですね。
 僕の場合、就職面では留学したことで不利になったと言わざるを得ない。留学せずにすんなり日本の大学を卒業していれば、バブルにも乗っていい企業にも就職出来てたかも。だから留学希望者にはキャリアアップを目指すなと言いたい。あと日本の教育システムでは英語は話せるようにはならないと言われるけど、留学したから英語が流暢になるわけではないと思う。いつも日本人と一緒にいたら、うまくはなりませんよ。でも、留学で得るものは大きい。人生変わりますね。


吉田 有さん
中学卒業後留学
Aspen High Schoolを今年6月に卒業
アメリカの大学へ進学予定

 僕が行っている高校は小さくて、先生1人に生徒20人位で授業がすすんで行きます。だから、学生一人一人をケアしてくれますね。日本では先生と生徒の間に上下の差があるけど、アメリカにはないので気軽に質問できる。生徒を一人の人間として尊重してくれているんだと感じますよ。
 ハッキリ言って留学がこんなに楽しいと思わなかった。もちろん最初は泣きたいくらい大変。皆に置いていかれるようで毎日が不安でしたが、周りの人に助けられて乗り越えました。
 留学のデメリットとしては、やはり日本の方が総体的に学力が高いから、科目によっては知識はつかないし、能力が伸びないということ。あと、人によっては日本人としてのアイデンティティーが薄れる人もいることかな。逆カルチャーショックも経験しましたよ。日本に帰った時、男が女みたいになっていたり、眉毛を剃っていたりで、同年齢の人の格好を見てびっくりしたのと同時に、皆に置いていかれたような気がした。
 高校留学のメリットは大学から行くよりも早く勉強の仕方や文化に慣れること。でも留学前に文化の違いを頭に入れておく方がいいですね。とにかく、やればできます。なんでも最初からうまくやれる人はいないんですから。


高橋 満さん
高校卒業後留学
University of Calgary(社会学)
フリー

 最初は旅行の延長みたいで全てが最高でした。カナダみたいに凄い所はないと思いましたよ。寮にはもう一人の留学生がいて、2人でカナダ人の悪口言ったりしてましたね。もし周りが全員カナダ人だったら気分的に参っていたかも知れません。寂しいとかはなかった。性格的なこともあると思うけど、考え込んじゃうとダメかな。
 北米留学の大きな魅力のひとつは、いつでも学部を変えられること。日本の大学ではそれができない。だいたい高校を卒業したばかりの子供が何を勉強したいかなんて分からないですよ。
 カナダにいながら違う国の友達ができたこともプラスになりました。クリスマスや正月の祝い方や時期が違ったりして、世界共通だと思っていたことが実は違うことを学びましたよ。外から日本が見えるようになった。
 帰国してすぐ仕事につけたのはラッキーだったけど、仕事の幅は英語関係の仕事とかに狭まるっていうか片寄るかも。あと母親に、留学で経験を積んだのはいいけど、抜けた部分もあると指摘されました。確かにそうだとは思いますが、何を取って何を抜けさせるかは自分で決めるしかないでしょうね。


久美子 ヤング さん
大学卒業後留学
Oregon State University(アメリカ研究学)
翻訳通訳業

 私の留学目的は英語を徹底的にマスターすることでした。留学によってアメリカの文化的な背景や慣習を学び、同時に日本のことも深く知ることができたことは、翻訳・通訳の仕事をする上でプラスになっています。就職も語学力や外国人との交渉力があると重宝がられるでしょう。
 留学のマイナス面は、若い時期に長期間海外に出ていると日本語が怪しくなってしまうこと。また日本の社会に溶け込む時にも大変で、これを間違えると訳の分からない人間になってしまう。日本は集団型社会で謙遜が重んじられているから、自己主張の強い人間になると周りと協調できなくなってしまいます。私も気がつくとズケズケと自分の意見を言ってしまって、これじゃいけないと感じたことが多々ありました。「私は日本人だ」ということをしっかりと意識しながら周囲と付き合うことが重要です。
 私はあまりカルチャーショックを受けなかった。現地の友達を作るように努力することが大切ですね。目標に向かって前向きに頑張って。
 留学前にできるだけ基礎的な英語力はつけていったほうがいいですよ。すごい勉強量なので、現地に行ったらひたすら頑張るのみです。



No. 2 小川 知佳 さん (第14号'00年2月・3月)


札幌の高校を卒業後、米国ノースダコタ州にあるNorth Dakota State Universityに留学。大学付属の英語学校ESLにて英語を学び、今年1月から無事レギュラー・クラスに移行。専攻はEnglish。

Q.1日のスケジュールは?

10:30am
起床。親友のNashima(ナシマ)が起こしに来てくれる。

11:00am
文法の授業。積極的な学生ばかりなので先生はいつも質問攻めにあう。

12:00am
ランチ・タイム。大学のカフェテリアでサンドウィッチなどを食べる。

1:00pm
午後の授業が開始。Vocabularyのクラス。

2:00pm
30分の休憩時間。TVを見たり、
e-mailをチェックする。時にはお昼寝も!

2:30pm
楽しいOral Speechの授業が開始。とにかく、みんなで話しまくる。

3:30pm
授業が終わったら寮に戻り、仲良しグループが集まって今夜の予定についてミーティング。話し合いは1時間半になることも・・・。

5:00pm
1時間半も話したらお腹もすく。みんなで夕食! 時には各国料理を作って楽しみます。夕食の後は校内のDance Partyに出かけたりして遊ぶ。寝る前に1〜2時間程度お勉強。でもテスト前は徹夜・・・。

11:00pm
Good Night!


Q.休日は何をしてるの?

土曜日は11:30頃に起きて、12:00くらいにブランチ(ブレックファーストとランチが一緒になった食事)を食べます。
 大学主催の活動が沢山あって、ピクニック、スキー、ショッピングなどに毎週出かけます。最高に楽しいのは寮対抗のLazer Takeゲーム(暗い体育館の様な場所で、レーザーガンを持って行う戦争ゴッコ)。この日は朝から寮中が盛り上がるんです。
 日曜日は勉強、勉強、勉強! 金曜日にどっさり宿題が出るので、とにかく勉強オンリーの1日です。

Q.留学してよかったと思うことは?

 アメリカ人以外の外国人とも友達になれたこと。カルチャーの違いや言葉を教えてもらったりして、とても勉強になります。宗教の違いにもビックリ!

Q.言葉が話せない時はどうしたの?

 ジェスチャーでコミュニケーションしていました。あまりにもジェスチャーが多いのでBabyみたいって言われましたけど(笑)。留学生同士で話す時なんかは、お互い辞典を見せ合って30分くらいで話せることを2時間かけて話してました。でも、とても楽しかった。

Q.今後の予定は?

 英語を使う仕事につきたいので、専攻をEnglishにしようと思っています。レギュラー(ESLではなく正規の授業を取る学生)になったらルームメイトのEricaにアドバイスしてもらいながら頑張ります!

Q.これから留学する人に一言

 いつもスマイルを絶やさずに!そうすれば友達も沢山できます。それから、あまり緊張せずに気楽でいることも重要ですね!



No. 3 栗林 美早 さん (高校交換留学) (第15号'00年4月・5月)


帯広の柏葉高校3年生のとき、準備留学としてエドモントンでおよそ1カ月間にわたり英語の勉強をした後、カナダのWater Valleyにあるクレモナスクールに留学。英語(国語)、ヘアーメイク、社会、コンピュータ、音楽、倫理の授業等を履習。

7:00 am   起床。

8:00 am   スクールバスに乗り、45分かけて学校に到着。
 

8:50 am   朝の授業開始。途中で休憩が10分程度あるだけで、お昼までは1時限目の授業。
 

12:00 pm  お待ちかねのランチ・タイム。

1:00 pm   午後の授業開始。午前中とは違って3分ぐらいしか休憩が無い。社会科の授業でプレゼンテーションをしたりスピーチしたり。


3:15 pm   授業が終わると同時にスクールバスまでダッシュ!急がないと乗り遅れちゃう。


5:00 pm   ホストファミリーと夕食。日本食を食べてもらいたかったけど、食材が手に入らない。帰国の前に何か食べさせてあげたかったなぁ……。

10:00 pm  眠たがりの私は、いつも早めに就寝。「どうして、いつもそんなに寝ているの?」って言われてた。


Q.高校留学をしようと思ったきっかけは?

将来は英語の先生になりたいので。「留学するには今しかない!」と思いました。

Q.留学したときの英語力は?

行くときは英検準2級でした。ゆっくりなら理解できるし、伝えることもできたので、不安はありませんでした。

Q.高校を1年間お休みするのに心配はなかった?

受験のことを考えると、留学するのを迷った時期もありました。でも学校の先生に「今は留学のことだけを考えなさい。そうしないと、何もかもが中途半端になってしまう」と言われてからは、留学のことだけを考えました。

Q.友人はすぐに出来た?

留学生ということで、チヤホヤされるんじゃないかと思っていたのに、実際はただの転校生みたいなものでした。自分から積極的に行動したわけではないけれど、すぐに友人は出来ましたよ。

Q.学校の雰囲気は?

日本とは授業時間の使い方が全然違います。基本的には午前中と午後で大きく2つの授業に分かれています。いろいろな学年が混じって勉強するのも面白かった。中でもミドルスクール(小6から中2まで)の午後の授業で、「いじめをやめよう」をテーマにしたドラマづくりに挑戦したのが楽しかった。短いドラマだけど、学生が演出も撮影もするんです。

Q.ホームステイについて

Water Valleyは人口300人ぐらい。町の中心からは歩いて1時間ぐらいのところにあるWigton家にホームステイしたんだけど、庭が広くってビックリ!休みの日には薪割りを手伝ったり、ホームパーティーも開かせてもらいました。

Q.高校で留学しようとしている人に一言!

今のうちに留学すると絶対に考え方は変わると思いますよ。もしアドバイスするとしたら、「恥を捨てて積極的に行動すること!」。期待するほどチヤホヤしてもらえないし、何かしようと思ったら、自分から積極的にアクションを起こすしかない!



No. 4 山崎  雅代 さん (社会人短期語学留学) (第16号'00年6月・7月)


札幌の語学学校IAYにて週1回の英語のレッスンを1年半ほど受講。昨年12月に歯科衛生士の仕事を退職し、2月5日から2週間ほどニュージーランドのクライストチャーチにある語学学校、インターナショナル・ランゲージ・アカデミーに留学。32歳。

Q.留学したきっかけは?

IAYのクリスマスパーティーで、幸運なことに2週間の留学をゲット。英語を習い始めたのも、旅行に行った時に自分の意志を伝えられるようになりたかったから。せっかくのチャンスを見逃すまいと思って行ってきました。

Q.1日のスケジュールは?

6:30am
クライストチャーチの人々は、朝が早い。いつもこの時間には起床。

8:00am
バスに乗って学校へ。

9:00am
午前の授業開始。15分の休憩をはさんで12:15まで授業。リーディング、ライティング、スピーキング、リスニング、グラマーなど盛り沢山。50代の日本人も語学留学で来てましたよ!

12:15pm
パートタイムの学生だったので、授業は午前中で終了。昼食後、友だちと図書館に行ったり観光名所を訪れたり。

6:15pm
Goodall家の夕食時間は必ず6:15分から。たまには食事のお手伝いをして、食後は公園を歩いて運動。

8:00pm
勉強開始。消灯が早いので10:00までにはシャワーを浴びなくちゃ!

10:30pm
就寝。クライストチャーチの人々は、朝起きるのも早いけど、夜に寝るのも早いらしい。日本にいる時には考えられないほど健康的な毎日でした。


Q.ホームステイは?

私がホームステイしていたGoodall家では、何年も前から留学生を受け入れていて、メッセージブックには沢山の書き込みがありました。元警察官だったご主人のGrahamと奥様のAnnette、そして私の他にドイツ人の留学生が滞在していました。

Q.友達はできましたか?

 留学生は皆、各国の訛りがあるので、最初は何を言っているのか全然分からなかった。でも、すぐに分かるようになりました。とにかく話すことだと思って、どこでも辞書を持ち歩いていたんです。他の留学生とはお互いに“発展途上”の英語を駆使して話していました。帰国後も彼らとはEメールで連絡を取り合っています!

Q.留学して良かったと思うことは?

 単に生きた英語を学んだだけでなく、異文化に触れることが出来たこと。食事の作り方やパーティーでの歓待の仕方などに見られる合理性にも関心しましたが、日本の良さにも気付きました。社会人になってからの留学ということもあり、広い視点で異文化を体験できたと思います。機会があったら、また語学留学をしたいですね。

Q.語学力は上達したと思いますか?

 スピード感のある喋りに慣れたせいもあってか、帰国後は「どうして皆、そんなにゆっくり喋っているの?」と不思議に感じました。英語を教えている友人には「単語がスムーズに出るようになった」と言われたので、少しは上達したのかも(笑)。

Q.思い出に残っていることは?

 最終日にホストマザーと近くのバザーに行った時、彼女が赤い薔薇を買って「いつもハッピーだった貴方がいなくなるから、この薔薇は貴方の代わり。この薔薇はハッピー・ローズね」と言ってくれたこと。ジーンとしました。

Q.社会人で短期留学したいという人に一言

 チャンスがあったら迷わずに生かすこと。間違っても良いから、とにかく勇気を持って思ったことを言葉にしてみること。みんな、間違っていたら教えてくれます。その方が「短い間でも心は通じ合える」ということを実感出来ますよ。



No. 5 「困った」日本人留学生 (第18号'00年11月・12月)


ここ十年、北米に留学する日本人が増え続け、今ではアメリカのどの大学に行っても日本人に会わないことがないくらいだ。中にはアメリカ人より日本人の方が多いんじゃないか? と思うくらい、日本人で溢れている大学もある。当然、中にはカン違い留学生も多い。今回の留学Infoでは、これから留学する人達に「こんな留学生になってほしくない!」という思いを込めて、「困った」留学生をタイプ別に紹介しよう。

パラサイトESLタイプ

大学付属のESL(英語コース)に入学したはいいが、英語力が伸びずに2年、3年、中には4年もESLに通い続ける寄生虫的人々。しかも、まったく焦ることなく、ハネムーンみたいな楽しい海外生活を送っている。いつまでも授業料を支払い続けるので、大学にとっては“金づる”。しまいには、正規に大学入学することなく帰国する人も多い。自分の子供がこのタイプとは知らず、モクモクと送金し続ける親達はエラい。

非国民タイプ

最初から日本が大嫌いで、海外に移住することを最終目的としている人達。北米が大好きなわりに、その国の文化について恥ずかしい程無知だったりする。それに反し、グリーンカードや就労ビザの取得、偽造結婚など、移住するための情報だけはやたら持っている。このタイプが増えたお陰で、数年前から米国の学生ビザ取得が非常に厳しくなったようだ。ちなみに、非国民になるの勝手だが日本人や日本の悪口ばかり言わないでほしい。

強制送還タイプ

なぜ強制送還されずに大学にいるのだろう、と驚いてしまうほど学校に現れない人達。大学には行かないが、違法なアルバイトには毎日“出勤”する。欠席が多いために留学生アドバイザーから叱られても、涙をウルウルさせて許しを乞う役者が多い。中には逆ギレしてアドバイザーに喧嘩を売る人もいる。強制送還にならないことを祈ってるよ。

自覚“ゼロ”タイプ

日本の大学にいる時とまったく同じ行動で留学生活を送る人達がいる。「授業のノート貸してぇ」「○○クラス受けた?提出するリポート使わせてくれない?」と、友達になった日本人に聞き回る。しまいには単位を落としそうになると、教授のご機嫌を取りに出かける。そしてアメリカ人や他国の留学生とは交流せず、ひたすら日本人とスキヤキなんぞを囲んで「イッキ!イッキ!」と騒ぐ。このタイプの人は、自分が留学していることを自覚してないようだ。

Sugger Daddy手玉タイプ

日本人好きな外国人を彼氏にして、彼の家に居候し、食事もすべておごってもらい、しまいには学費まで払ってもらうしたたかな女性達。中にはグランドピアノまで買ってもらった人もいるらしい。ちなみにSugger Daddyは英語で“貢いでくれる男性”の意味。どんなに貢いでもらっても結婚しないのが鉄則らしく、別れてもすぐに次のSugger Daddyを見つける。「留学ってやめられないわぁ」なんて言ってるのだろうか。

ゴージャスタイプ

アクセラリーや小物でジャラジャラと着飾っている女性達。質素な格好をしている現地の学生の中で、浮きすぎる存在だ。「私を襲ってぇ」「私のアクセサリーを盗みに来てぇ」と言って歩いているようなもの。一緒にいて強盗に襲われたら困るので、彼女達には近寄らない人も多い。高価なものは留学先に持っていかないようにお願いしたい。お嬢様大学にご入学されるなら別ですが・・・。

Book Worm タイプ

とにかく勉強ばかりしている人を英語で"book worm"という。日本人留学生の中にも、このような“学生の鏡”が時々いる。日本人のイメージアップに多大な貢献をしている彼等に無論、文句はない。でも、本を読んでばかりいるので英会話がまったくできない、というのが問題ではある。少なくとも友達くらい作ることをお勧めする。

「ママぁ、グスッ」タイプ

北米に1年以上住んでいながら、何かあるとママに助けを求める人達。男性が多いのが特徴だ。「寮が合わないの、グスッ」「ビザの延長が難しいの、グスッ」「就職厳しいんだよね、グスッ」と、やたらグスグスしている。親子留学でお母さんと一緒に留学したらよかったのに・・・。

ドラッグ漬けタイプ

留学中に吸えるだけ吸おうと思ってか、イヤに気合いを入れてマリファナを吸う人達。それが格好いいと勘違いしている人が多く、留学ホヤホヤの日本人学生を捕まえては自慢話を聞かせている。マリファナの匂いをプンプンさせ、ヘラヘラしながら授業に出てくるが、まわりに笑われていることに気付かない。

以上が留学経験者から寄せられた「よくいる“困った”日本人留学生」のタイプです。これから留学する人は、これらのタイプの仲間入りをしないよう、気をつけようね。



No. 6 Nakajima Erina 中島 えり菜 さん (ビジネス専門学校留学) (Dec., 2000)

北星学園女子短大卒業後、就職を経てオレゴン州のWestern Business College に留学。1年コース卒業後、プラクティカル・トレーニング(研修ビザ)にて米国旅行会社とホテルで1年程就労。'98年に帰国後、札幌市内のホテルに勤務。現在シェラトンホテル札幌にてマーケティング部広報担当。28歳。

Q.留学したきっかけは?
 短大を卒業して就職したホテルで売店業務を担当した時、英語圏のお客様とコミュニケーションが図れず辛い思いをしたのがきっかけ。「英語が出来れば、いろんな国の人とコミュニケーションできるんだ」と気付き、苦手だった英語を勉強しようと決心しました。

Q.1日のスケジュールは?

6:30am 起床

7:30am 朝食後、ランチを持参し学校へ

8:00am 午前の授業開始。トラベル・ホスピタリティを専攻。最初のうちはヒアリングが出来なくて、宿題が出ていることすら分からなかった。

12:00pm 学校のカフェテリアで昼食。ダウンタウンに学校があったので、友人とショッピングセンターに出かけることも。

3:00pm 授業終了後も学内や図書館で黙々と勉強に専念。ほんと、たくさん勉強したなぁ。

6:00pm 夕食の時間。後片づけだって手伝いますよ!就寝まではテレビを見たり、ファミリーと話したり、宿題をしたりetc.……

12:00pm 就寝

Q.ホームステイはどうでした?
 面接の時、あまりに立派なお宅にビックリ!! お母さんのMajiはパソコンに向かいつつビジネスの電話中、お父さんのJimはスーツ姿で登場。「一般家庭じゃないかも?」と一抹の不安があったけど、本当に素敵なご夫婦でした。休みの日や週末は、Jimの仕事に便乗して近くの町まで出かけたり、ちょっとした旅行気分。でも、これは本当にラッキーなこと。留学前から、あまり大きな期待は抱かない方がいいかも・・・。

Q.帰国後はどのような就職活動をしたのですか?
 インターナショナルなホテルで英語を活用したいと思っていたので、以前の会社の知人を通じて情報をゲット。面接・履歴書は日本語と英語で、アメリカのインターン先からの紹介状も添えました。TOEICのスコアも、外資系への就職には効果的だったと思います。

Q.現在の仕事で英語を使う機会は?
 総支配人が外国人なので、会議通訳はもちろん、彼との日常会話は常に英語です。また、海外のオフィスとのやり取りや接客でも英語を使う機会は多く、留学やホームステイによって得た知識(生活習慣や文化、考え方など)は、今の仕事に大きく役立っていると思います。

Q.英語が話せて良かったと思うことは?
 ほとんどの国の人とコミュニケーション出来ることですね。学生時代は英語を避けていたけれど、話せるようになって世界がとても広がりました。日常的に英語を使う環境でなければ、習得は難しいと思います。「英語を学ぶ」ことを目的とせず、目的を果たすために「英語が必要」になれば、私のように大嫌いだった人間でも話せるようになるし、そのためには思い切って留学するのも一つの手段だと思います。

Q.専門学校への留学を考えている人に一言
 学校も学科も、選択肢は山ほどあります。期間や金銭面で無理がかからないように、まずは留学カウンセラーに相談するといいと思いますね。また、語学留学は履歴書に書けるものではないので、キャリアアップを目指すのであれば、正規留学をお薦めします。