地球トワイライトゾーン
※英語編はEnglish site を見てね!


(Aug., 2000)

File No. 0026  マサラ体験その1 
 とあるツアーに便乗し、インドを旅行したときのこと。ボンベイのはずれに着いたのは夜の8時を過ぎた頃。現地のガイドさんと月明かりの散策を楽しんでいた(街灯がないので、夜は真っ暗)。と、突然、闇の中から現れた老人が何事か交渉を始めた。一緒だったガイドさんは、そそくさと私をバスへと放り込み、後で笑いながら言った。「うちの牛と、その女を交換しないかって持ちかけられたよ」。・・・インドって、人身売買ならぬ人身取引が今でもあるのかしらん?

File No. 0027  マサラ体験その2 
 ボンベイからカルカッタへと移動中のこと。トイレ休憩に立ち寄った市場で、お菓子の屋台を出している青年と握手をしたら、指の跡がベッタリと手に付いた。話している間中、自分の掌がにおって仕様がなかったけど、あれは垢? それともウンチ? でも、もっとビックリしたのは屋台に出ていたお菓子。日本でいう『かりん糖』と見た目はそっくりなのに、食べたら、激辛だった。
-- 札幌市・しず

File No. 0028  リサイクル
 ネパールの主都カトマンズでバスに乗った時のこと。おトイレタイムに止まった場所で、現地の小学生らしき子供達が、紙に包んだピーナッツを売りに蟻のようにワンサカ集まってきた。よくよく見ると、包み紙は採点済みの算数のテスト。ネパールではどんな紙でも貴重な存在なんだわぁ、と妙に納得しながら一袋、購入した。鼻水垂らして元気よく走り去った子供を見届け、さっそくピーナッツの紙袋を開けると・・・その子の点数は24点だった。
-- 札幌市・もっと勉強しなさい!

File No. 0029  食器洗い
 オーストラリアでワーホリをしていた時の話。あちらの多くの家庭では食器を洗う時にすすがない。熱湯に○○レモンのような、「レモンなにがし」という洗剤をいれて、そこへ食器をどっぷり浸けこみ、スポンジでこすっておしまい。ある友人宅では、洗い上がった食器の上から、すすぎと称してコップ1杯の水を全体に回し掛けていた。また、別の家では、布巾で洗い残しのカスと洗剤の泡を拭き取っていた。「洗剤は体に悪い」と意見すると、「この洗剤はレモンで出来ているから大丈夫」と胸を張る。でも「一本の洗剤には、きっとレモンが一滴も入っていないだろうね」と笑っている友人もいたけど。
-- 札幌市・Maki

File No. 0030  IT先進国
 4年ぶりにアメリカに遊びに行ってきましたが、景気の良さにビックリ。IT産業で大儲けのアメリカでは、女性達はブランドに走り、新しいオフィスやカフェレストランが続々と建てられている。日本のIT産業はまだ原始時代だわ、と落ち込んでしまった私の目に入ったのが、トランシーバーのようにばかでかい携帯電話。しかも、それを腰からぶら下げている(かっこいいらしい・・・)。それからは日本の小さな携帯電話を持ち歩き、会ったアメリカ人全員に見せびらかした。日本だってスゴイんだぞぉ! 
-- 札幌市・開き直った日本人


(June, 2000)

File No. 0020  続・中国のメニュー
 日本人の友人が中国を訪ねた時、どうしても、ふかひれスープを食べたかったが、実際レストランに入ると中国語でも英語でも何て言うのかわからなかったそうです。サメさえわからなくて、とその時、映画のタイトルを思い出して「ジョーズ!ジョーズ!」と叫びました。ウェイターの表情は急に明るくなり、台所の方に戻りました。何分か後、注文通りのジョーズの一皿が届きました。中国では「ジョーズ」は餃子(ぎょうざ)のことだそうです!
-- 札幌市・デヴィッド/ツアーコンダクター 

File No. 0021  添乗員は見た 1
 某ラ◯◯◯ズクラブのツアーに添乗したときのこと。メキシコ、マイアミのツアーでご一緒した中の4人の紳士は、なんでも次期知事候補。この方々は、メキシコでもマイアミでも、「女を買いたい」と現地のガイドさんに相談を持ちかけたが、「この町には、そういう人はいません」と断られていた。しまいには、「あんたどうだ?」とマイアミの現地ガイドさんに言い寄る始末。「この慈善団体は、エロジジイの団体か〜っ!」と怒った。
-- 札幌出身・M

File No. 0022  添乗員は見た 2
 セーヌの河岸で寄り添う二人、セーヌ川クルーズは景色も素晴らしいけど、橋や河岸で寄り添うカップルも絵になっている。パリでは、昼まっから抱擁しあったりキスをしているのが当然、と思ったら、現地に住むパリジャン曰く「ああいうことをするのは、パリに住んでいる人は少ない。田舎から来た旅行者が多いんだ」とか。ベルギーとか、他の国の人だと言い放って首をすくめていた。どうも迷惑に思う現地の人も多いらしい。
-- 札幌出身・M

File No. 0023  イタリア、ヴェネチアにて
 観光ピークの5月の週末にヴェネチア入りし、ホテル探しに苦労しました。とあるホテルではフロントに迫力のあるマダムが座っており、「部屋を見せてほしい」と頼むと、ポンとかぎを投げるように渡されました。かなり、嫌な予感 がしたのですが2階にある部屋に向かい、ドアを開けた瞬間、私はその場に凍りつきました。なぜならばその部屋は、超薄いマットレスが載ったベッドと、そのベッドの脇に洋式トイレがあるというまるで牢獄のような部屋だったからです。やはり美しい観光地ではホテルをちゃんと予約してから訪ねた方がよいと思います。
-- 恵庭市・Rin /会社員

File No. 0024
ニューヨーク:イエローじゃないキャブもある
 土砂降りのため、僕らがニューヨークのJFK空港に降り立ったときには空港内は動物園状態。ガイドブックの薦めに従って、空港から街の逆サイドにあるモーテルまでを、かのイエローキャブで観光がてらドライブする予定を立てていた僕らだが、その考えは何百人もの人々が荷物を投げ、カートを押してまわる光景を目にするなり投げ捨てた。僕が荷物をかき集めている頃、スーツケースは僕の彼女から機嫌の悪いキングコングみたいなキャブドライバーに手渡されていた。さらに素敵なことにそのキャブは、古くて、黒くて、認可マークのついてない、いわゆる白タクだった。乗って45分を過ぎた頃にさすがに不安がよぎった。何しろ街を横切るちょっとしたドライブだったはずなのに、まだ街中に入っていないどころか、僕らはようやく高速を降りたところで、しかもゲットーと思しきエリアに入っている。さらに1時間のドライブのあと、ドライバーと一緒にモーテルの名前を再確認するとともに、住所の書いてある紙を彼に見せた。申しわけなさげに彼が言った事には、キャブは今ヨークタウン(NYの遥か向こう)に向かっており、住所はヨークタウンロード(これが50マイルもある代物だった)沿いだった。要するに、僕らは40分も前にそのモーテルの前を通り過ぎていたらしい。心の中で夢の市内観光に別れを告げて、僕らは財布の中身を確認し始めた。しかしこのドライバー、実は人のいい奴で、僕らを目的地まで安全無事に届けようと頑張ってくれた。正反対の方向にさらに40分走った後、ついにモーテルに辿り着いた。彼は僕らのアホみたく重いスーツケースを部屋まで引きずっていってくれた上、料金も満額を受け取る事を拒否して、白タクで走り去ったのだった。
-- ヴィクター・ティルソン、UK

File No.0025 旅の使命
 人生と同じで、旅にも使命があると全ては変わってくる。私がタイに行くことをある友人に告げたとき、その友人は現地にいる彼女のフォスター・チャイルドの事を話してくれた。時間はたっぷりあることだし、私はその子に逢ってくる事にした。国外で彼女を思っている存在のことを、その女の子に教えてやりたかった。思いつきは、果たして一大冒険旅行となった。私は国土の半分を、その子を探して歩き回った。途中、タイ中央部にあるカソリック教会で泊めてもらい、アメリカで教育を受けたという女性と夕食を共にし、親切な公務員達に食べきれないほどの料理でもてなされた。見知らぬ人の家庭に泊まるよう招待されたり、郵便配達のバイクの後ろに乗って移動もした。結末はあっけなかった。その少女を見つけ、贈り物をし、感謝の言葉をもらい、まあそんなもんだった。しかし、タイの人々の信じられないほどのもてなしの心を、私は決して忘れる事はないだろう。
-- マット・プライザ、USA


(April, 2000)

File No. 0014 上海にて
 上海の食堂で「おかゆ」だと思い、メニューの「肝粥」を指差したら、丼山盛りのエスカルゴが出てきた。しかも、1つの殻の中にちびエスカルゴが5、6個入っていて気持ち悪かった。後日、中国通の友人に聞くと、「タニシではないか」と言われた。
-- 札幌市・Chie/会社員

File No. 0015 上海にて
 上海のカリスマ美容師にヘアカットしてもらった。50元(1元=13円)で、頭、腕、背中までたっぷりマッサージしてもらい面白かったが、友人は帽子のようなスタイルにされカンカンだった。
-- 札幌市・Chie/会社員

File No. 0016 バースディー・パーティー
 バリ島のクタ・ビーチで現地の人と思われるおばちゃんに話し掛けられた。ちょっと話が盛り上がって、うちの主人がミュージシャンと知ると「明日、母の誕生日なので絶対に絶対に来てほしい」という。ホテルに戻って、ちょっと怪しいかもしれない、と不安になり「明日は行けない」と断りの電話を入れると案の定、「じゃあ、あさってはどうか」と言われた。(ホテルの人によると、現地の人間じゃないらしい…)
-- 札幌市・Miyuki/ミュージシャンの妻


(Feb. 2000)

File No. 0008 台湾にて
 一昨年台湾に旅行した時、台北から烏來(ウーライ)という温泉地に足を伸ばし、ロープウェイで登った所にある『雲仙楽園』という遊園地に入りました。そこに『魔刻的館』みたいな名前のお化け屋敷があったのですが、血をだらだらと流した人形の他に、なぜか、浴衣の前をバッと開く露出狂のからくり人形があり驚きました。
-- 札幌市・他にもこわいからくりが…/会社員

File No. 0009 ヒマラヤにて ・
 女2人とポーターの3人で、もうすぐチベットというムクチナートという所でテントを張り、寝ようとした。そのうち外でポーター仲間が集まり、焚き火をしているのだが、現地の言葉で『殺す』とか『盗む』とか聞こえてきた。そう言えば、ポリスに「ムクチナ-トには山賊がいるから気を付けろ」と言われたのを思い出し、女ふたり背中を震わせて一睡もせずに夜を明かした。翌朝、ポーターがニコニコ顔で「雨が降らないからヤギを殺して祈るんだ」と言っていた。
-- 江別市・横須賀邦子/山岳ガイド

File No. 0010 ヒマラヤにて ・
 空気も薄い海抜5,400mのゴーキョにある、今にも風で倒れそうなロッジのレストランで「チョコレートパイがある」と言う。たのんでみると、なかなかおいしい。「どうやって作ったの?」「これをパイ生地に入れて焼くのさ」と、レストランの人が差し出したのは『スニッカーズ』だった。
-- 江別市・横須賀邦子/山岳ガイド

File No. 0011 ニューオーリンズにて
 ニューオリンズに行った時のこと。コーヒーとドーナッツを買って公園で一休みしていたら、ホームレスのお爺さんがやってきた。ドーナッツを一つあげると、何を思ったか私の隣に座って人生を語り始めた。名前を聞いたら、ドーナッツを口に入れたまま私を見つめ一言、
「I am Lord(俺は神だ)」。残りのドーナッツ全部あげました。
アメリカ・オレゴン州・これで天国に行けるはず/留学中


(Dec. 1999)

File No. 0001 エアーズ・ロック
オーストラリアで念願のエアーズ・ロックに登っている時、「僕はもう100回以上登ってますよ。(フッ…)」という可哀相な日本人現地ガイドと出会った。
-- 恵庭市・渡豪歴5回

File No. 0002 包丁
ユースに泊まりながらアメリカを旅行していた時、ほとんど英語が話せない日本人料理人の卵が包丁一本で旅していた。各地で包丁さばきを披露し、ただ飯を食べさせてもらいながら旅行していた。
-- 札幌市・もと留学生

File No. 0003 ブリーフ
今年の夏から秋にかけて大学のキャンパス内を水色のブリーフ一枚で歩き回る一人の中年男性がいました。確かに、今年の夏は猛暑で、薄着の人もたくさんいましたが、肌寒い日もその男性は常にブリーフでした。でもなぜか誰も警察に通報せず、今となっては、ぞっとします。なぜなら、その人は誘拐未遂で指名手配中の身だったのです。なぜそんな目立つ格好をしていたのか、よくわかりませんが、これがアメリカなのかと実感しました。
-- アメリカ・モンタナ州・Ryo

File No. 0004 インドの朝
インドで出会ったオランダ人カップル。アムステルダムからインドまですべて車中泊で旅したとか。インドでは朝起きる度に車の回りに人垣が出来ていたが「見物は3分無料、それ以上は50ルピー」と言って、対処していた。
-- 札幌市・次はアフリカ大陸